11月17日
2025年11月17日
昔、布団を干すのが好きだった。
ベランダの冊に布団を干し、
その上に顎を乗せると
太陽が
私の顔にほんのり暖かい。
特に冬。
ベランダに布団を干せないマンションに移ってからはそれはしていない。
最近、日が長くなって、
ソファに座る私のはだしの足に日が当たる。
あのころのほんのりとした暖かさを思い出す。
はるか一億万キロ以上も離れた太陽のエネルギーが
この足の先っぽに届く。
太陽が、
生き物にとって
不可欠の存在なのだと
こんなところでも感じる。

